DARLING~side.H~

ちんぷい

2011年10月08日 00:53

 前回につづき、扇ゆずはさん『DARLING~side.H~』です!

 
 
 その日はとてもセックスがしたかった。それも、女ではなく男と。
 高級ホテルのラウンジで、一夜限りの相手を
 物色していた外科医、澤口遥。
 そこで、声を掛けてきた上質な男と賭けをする。
 その賭けにわざと負けた遥は男と関係を持つのだが
 男は遥を「医者」だと見抜き、重要な手術前になると
 「したくなる」のではないかと尋ねてきた。
 そして、重要なオペの当日、再び遥は猛烈にセックスをしたがっていた。
 ふと、先日の男の顔と言葉が頭を過ぎる。
 そんな時遥の後方から声を掛ける男性が。
 「先生、ひとつ賭けをしませんか?俺が勝ったら二度目はありだ。」
 それはあの日の男、三浦雅美だった。

 その一方、土曜日の混雑する電車の中で
 まるで自分の部屋のように座席を占領して眠る男を蹴り倒した遥。
 怒った男は遥に詰め寄るのだが、一瞬言葉を失う。
 遥に言わせれば、それは俺と関係を持ちたがっている証拠だと。
 ところが、男には全くその気が無く、電車で財布をすられて一文無しだから
 しばらく置いてくれと遥に頼む。
 居候の礼にと作った料理はとても美味しく、医者を目指していたのだが
 それをやめ、料理人を目指していると教えてくれた。
 彼の名は三浦歩美。

 実はこの二人、遥の幼馴染、橋本理緒の恋人三浦くんと深い関わりのある人物だった。


 さて。
 このお話は携帯で読んでいたのですが、電子書籍は途中で終わっていて
 どうしても続きが読みたくなって調べたらすぐに続きが出るという
 タイミングのよさ!速攻、密林様で本を予約した思い出のお話。
 この話をきっかけに、怒涛のコミック買いが始まったのであります。

 二人の男前に迫られたらどうするんだろうね。
 そんな状況にはなったことはないけれど
 話を読んでいた頃は、料理人を目指していた歩美くんが
 好きだったのですが、続きを読んでからはやっぱり、
 好みでもある年上だと確信。
 裏切られるのが嫌で、深いかかわりを拒んでいた遥だったが
 やっぱり、恋っていきなりやってくるものだから
 拒みようがないんですな。
 ・・・素敵だね。

 ・・・最近、めっきりそんな思いもしてませんが・・・
 
 さて、『DARLING』に登場してくるもう一人の脇役
 理緒に恋してしまったジョーこと、五十嵐丈くん。
 彼のお話もここ(4巻)に収められています。
 とっても危険な匂いを漂わせた橘聖良くんとの
 サスペンス?ラブも必見です!

 もう一つ。大学生になった理緒と三浦くんの
 胸キュンストーリーもあります。

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