2014年08月10日

ジュリアが首ったけ 本日発売!

・・・本日発売!
なんて書きましたが、もう昨日になってしまいました・・ ・゚・(ノД`;)・゚・

さて、気を取り直して。
扇ゆずはさん『ジュリアが首ったけ』発売となりました!
わ〜い|´▽`)ノ☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆



仔鹿先輩・・・おっと違った、紗良先輩をしっかり抱きかかえ
離しませんっ感タップリの表紙となっております。
そして、初回特典のカラーペーパーも素敵でした。
ジュリアから見た紗良先輩のすごいところが描かれております。
色気ムンムンの紗良先輩であります(〃д〃)きゃ~♪

そして!!!
本編にも書かれていました事の顛末の描きおろしもスバラシかった(* ´Д`*)=3
その後のジュリアの行動がわかっていただけに
チョット(ρ_;)来てしまいましたが
最後の満面の笑みを見ることが出来たのでよかった。

さて。
今回、色んなとこで特典ペーパーがありましたが
通販で頼んだため、まだ一つも見れていません。
全部制覇しようと思ってはいたのですが
あにめいと分だけお街ながので入手・・・できるか・・・
心配です (ノ_-;)ハア…

追記あり  続きを読む


Posted by ちんぷい at 00:29Comments(0)コミックス扇 ゆずは

2014年07月02日

月影

本日は以前に発売したSHOOWAさん『月影』です



SHOOWAさんのブログにて、今回のコミックスは"闇鍋"ですとあり
麗人をときたましか読まないあちきには⁇でしたが
読んでみたらその訳が分かりました。

表題の2作はしっとりと切なく
2作は笑かしてもらい
1作はちょびっとダークな感じで
さすが、SHOOWAさん!と唸りました。

もし、まだSHOOWAさんの作品を読んでいないのならば
ぜひとも薦めたい一冊ではないかと。

お話を別々にして欲しかった・・・
との意見もチラホラ見受けましたが
あちきは一緒でもいいなって思います。
SHOOWAさんの振り幅の広さがわかるんだもの!

表紙絵も素敵だなぁ。
この二人のお話はとても切なくて
笑顔の二人を見ているだけで胸がギュッとして泣けてきます。
主人公、清人くんのその後のお話が最後に載っていますが、
その前に別のお話で笑かしてもらっていたので
また余計に悲しみが戻ってきました。

では、各話のあらすじを・・・

月影
清人は小雪の降る寒い夜に廓の前に捨てられていたのを
看板娘の清美に拾われ、女郎たちに育てられた。
異国の血が入り、色が白く青い目の清人はいじめられることもあったが
廓に通う医師に飴を買ってもらうのが楽しみだった。
清人が14歳になった歳、清美との約束だからと廓に出ることに。
初めは嫌がっていた清人だったが、見た目からかすぐに廓の稼ぎ頭になっていった。
そして、清人が16歳になり、客の一人から身請けの話が持ち上がり
清人はずっと胸に秘めていた医師への思いを遂げようとする。

ホモ連戦隊 守るんジャー
レッド、ブルー、ブラック、イエロー、ピンクの5人組からなるホモ連戦隊守るんジャーは
世界や地元を守りながら、月いちくらいで攻めてくる異星物組織、ゲインズと戦っていた。
だが内輪はがたがたで、メンバーのひとり、ブルーは敵であるゲインズに寝返ってしまった。
ある日街中をパトロールしているときに、ゲインズと一緒にいるブルーを発見する。

罪隠し
ヤクザの恩田は亡くなった組長の妻と一人息子、ショージの
面倒を見ながら、組の存続に手を尽くしていた。
だが、組の収入は目に見えて落ち込み
持家まで手放さなくてはならない状況になっていた。
組のことでも頭が痛いのに、ショージの素行の悪さにも手を焼いていた。
そしてついに、妻までもが薬物中毒になってしまい
恩田は組長の家を手放すことにした。

ジュグリノ・ジュグノ
国境を越え違法物資を運ぶスマグラー(運び屋)、ジュグリノ・ジュグノを
追い続けている国際警察516班のAーキチ(えーきち)は
3度目の追跡でジュグノを追い詰めたのだが取り逃がしてしまう。
だが、メルソボン村で吸血鬼狩りレースが開催されるのを知り
ジュグノも必ずやってくると踏んだAーキチは部下とともにメルソボン村へ向かう。

逃げ水
年老いた清人は病院のベッドで昔のことを思い出していた。
戦争の足音が近づく中、養父が亡くなった。
清人を優しく支えてくれた養父の愛を改めてかみしめていた頃
軍人一家に生まれたにもかかわらず、親の反対を押し切って
医者を目指している同級生の山口素臣に恋をしていた。
清人は大学の夏休みに山口と養父と行く約束をしていた
那須へ旅行に出かけ、そこでお互いの気持ちを知り肌を重ねる仲となる。
やっと、好きな相手と思う存分幸せを確かめ合えるようになったのもつかの間
ラジオから日本軍が真珠湾に攻撃を仕掛けたと聞こえたその日
軍服をきた山口が清人の前に現れた。

これで、"闇鍋"の意味がおわかりいただけたでしょうか?
さまざまなお話の詰まった素敵な一冊です。
いろんな意味で、幸せの意味が分かる本ではないかと思うので
今、読んでほしい一冊だとつくづく思いました。




  


Posted by ちんぷい at 16:18Comments(0)コミックスSHOOWA

2014年06月26日

ニィーニの森

発売されてからもう半年もたっちゃった・・・(* ´Д`*)=3
いまさらですが、今回はSHOOWAさん『ニィーニの森』



onBLUE様にて連載していたものがコミックになりました。
3ヶ月に一度の発売で、間が空いた時もあったりして
ようやく発売になり、ホント〜に嬉しいなヽ(*´v`*)ノ!!

・・・というのを、発売直後に下書きで残したまま現在に至っております(TωT)
でもって、以前の記事もありますので内容等は以下をご参考に・・・
『ニィーニの森~カエルくんとオメット編~』
『ニィーニの森~ウルフとココ編~』
『on BLUE vol.8~蛹の脚~』
『on BLUE vol.9 ニィーニの森 3(前編)』

では、オーウェンのお話の続きから・・・。

亡くなった母親が残した手紙を持ち、オーウェンはウサギの住む森へ
一方、ウサギの森では侵入してきた人間をウサギのクラヴィッツが仲間とともに捕えていた。

ウサギの森で動けなくなったオーウェンをレニーというウサギがかくまってくれた。
彼らの仲間はウサギが人間を狩ることを良しとしておらず、
やってきたオーウェンの手紙を読み、協力することになった。
だが、その中にいたタドタは彼らから少し距離を置いてオーウェンを見ていた。
それは、タドタの知り合いに関係することだったからだ。

オーウェンはウサギの生活が人間と全く同じだということを知り
子どもたちを集めて人間の暮らしの話をしたり
自分は半分ウサギだけれども、耳がないことを話したりしていた。
そこへクラヴィッツが現れ、騒ぎになるのだが
タドタの一言と村長が現れたことで休戦となる。
そして、オーウェンはタドタから探している身内の話を聞かされる。

村長から村を出てほしいと頼まれ、
オーウェンはレニーとつかまっていた人間の子供、ケースケを連れて
領地へ戻ろうとするのだが、途中クラヴィッツに襲われるが
タドタに助けられる。
領地に戻ったオーウェンは、レニーの仲間たちと連絡を取りながら作戦を立て
新しい法律を掲げて、再びウサギの森へ向かう。


・・・そして、最後にはコミックスの冒頭(カエルくんとオメットのお話)に戻ります。
このお話は、可愛らしくってほんわかしていて、ちょっぴり切なく
最後にはほんの少し考えさせられました。

ニィーニの森には赤肉を食べてはいけないというルール以外何もない。
どんな種族が住んでいてもみんな仲良く?幸せに暮らしております。
ふと、リアル世界もこんなふうだったら・・・と思うけれど
ニィーニの森を出れば、オーウェンの領地とウサギの森の間の紛争だって
きっとまだ治まっていないかもしれない。
でもきっといつか、和解できる日がくるんじゃないかと思いたいな。

そんなことも頭の片隅に置きながら
やっと再会できたオーウェンとタドタや
新しく好きな人のできたココや、カエルくんとオメット。
そして、いつかカブトムシのハンセンとギロを連れて
訪れるかもしれないお屋敷の男の子と達也さん。
みんなが幸せだったらそれでいっかと思うのでありました。
  


Posted by ちんぷい at 13:01Comments(0)コミックスSHOOWA

2014年06月24日

いとしの猫っ毛

毎日じめじめしていてやる気のおきない今日この頃。
立ち寄ってはいかん・・・とおもいつつ、
立ち寄った本屋さんで・・・買ってしまいました。
だって、これを読んでほんわかしたかったんですもの(*^0^*)

雲田はるこさん『いとしの猫っ毛』であります。



以前からずっと気になっていた作品でして、
今年の4月に3巻と一緒に出版されたトリビュートブック『まるごとねこっけ』だけ先に買ってしまい
購買意欲がものすごくわいてしまっていたのです。
ですが、その本屋さんには最新刊の3巻は見当たらず(見つけられず?)
まだ読んではないのですが・・・って思ってたんですが
よく考えたら3巻は雑誌BE・BOY GOLDにお引越ししていて読んでました・・・アハハ(^^;

さて。このお話は生まれてこの方札幌より遠くへ行ったことのない
小樽生まれのサラリーマン、沢田恵一くんこと「恵ちゃん」が
愛しい恋人の住む「怖い街」東京に出てくるところから始まります。
その愛しい恋人は東京で生まれたのですが両親(母親?)の都合で
子供の頃小樽のけーちゃん家の隣に越してきた花菱美三郎くんこと「みいくん」。
おばあ様がオーナーの「またたび荘」で管理人さんをしながら
官能小説を書いている方であります。

「またたび荘」には二人の他にみいくんの大学の先輩、蛭間さん。
ニューハーフバーの店長、ポン子ちゃん。
夜の蝶でバツイチのヨーコさん。
ヨーコさんの息子でまたたび荘の天使、健太くん。
それから、みいくんの書いている小説の編集者さんの火野さんが
時々訪れては、みいくんに無理難題を押し付けて困らせております。
あ、そうそう。大事な方々をわすれていました。
猫のナナさんとはっちゃんに、
猫好きのみいくんの猫友達?の北原さんとその恋人、ハルくんも登場して
ほんわか、のんびりとお話は進んでいきます。

そして、「小樽編」はみいくんと恵ちゃんの出会いと高校時代のお話。
恵ちゃんから彼女ができたと告白され、
小さいころから恵ちゃんが大好きだったみいくんの心は揺れ動きます。
ですが、友人を続けるため、自分の気持ちを絶対に言わないと心に誓います。
そして、お母さんの友人でゲイの清水さんに悩みを聞いてもらっているうち
身体の関係を持つようになり、それがすごく楽だと感じていました。
ところが、清水さんといけないことをしているところを恵ちゃんに見られてしまいます。

この高校時代の二人のお話は、みいくんにとっても辛いことがありすぎて
本当に切なくてしかたなくなります。
泣き虫で甘えん坊のみいくんはちょっとだらしないな、なんて思っていましたが
お父さんが亡くなり、お酒と男にだらしのない母親に嫌気がさしていたところに
大好きな恵ちゃんに彼女ができるという、一番恐れていたことが起こってしまうのだもの。
でも、恵ちゃんはいつもと変わらずみいくんと接してくれます。
それがまた、みいくんには嬉しかったり切なかったり。
必死で隠そうとしていた気持ちは恵ちゃんにばれて付き合うことになりますが
二人を引き裂く事件があり、東京と北海道に離れ離れになってしまいます。
最後には、みいくんの涙に恵ちゃんが一大決心をして、1巻の冒頭へと行くわけであります。

恵ちゃんはほんわか天然さんと言われていますが、
あちきは、小樽編の最終回の恵ちゃんには感服いたしました。
北海道の人はあまり外へ出たがらないそうで、恵ちゃんもその一人だったわけですが
東京で淋しい思いをしているみいくんのそばにいてあげたいって
ずっとずっと考えていたんだなって。
このコミックスは、本当に切なくて泣けてくるけれど、二人の絆が
より一層固くなったお話でもあったのではと思います。

最後に、8月24日にはドラマCDも発売になるそうです。
詳しくはこちらから
視聴もできるようなので気になる方は是非!


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Posted by ちんぷい at 15:51Comments(0)コミックス雲田 はるこ

2014年06月06日

御伽

結構時間があったのに、だいぶ間が空いてしまった・・・。
本日は先日発売された琥狗ハヤテさん『御伽(おとぎ)』です。



今回のお話は、様々な神様や妖と人との交流を描いたオムニバスです。

碧き風の詩
天狗のしらかぜが見回っている山に伊吹という名の青年がやってくる。
彼は山の中を歩き回り、土を集め、それをこねて、美しい色の器を造り上げた。
しらかぜは、あまりの美しさにおもわず伊吹に声をかける。

海底まで
ナギの住む漁村は不知火という名の大きなサメに悩まされていた。
もぐりと銛の得意なナギは村長たっての頼みで、
漁の間だけ不知火に跨り、気をそらせていた。
初めは敵同士だったナギと不知火だが、幾度となく共に泳いでいるうちに
それ自体が楽しくなってきていた。

きつねうどん
街で評判の豆腐屋はある日、暗い峠道で獣の足が生えた屋台を連れたうどん屋に出くわす。
うどん屋は屋台に油揚げを食べられ、困っていたとき
近くにいた豆腐屋から油揚げの匂いがすると分けてもらい、お礼にうどんをごちそうする。
得体のしれないものが作ったうどんを恐る恐る食べる豆腐屋。
ところが、それがとんでもなく美味しいうどんだった。
それをうどん屋につたえると、うれしさのあまり耳や尻尾を出してしまう。

燕丸
小野田宗行は敵との戦に敗れ、落ち武者となり山の中を先祖から伝えられた
妖刀、燕丸を携え逃げていた。
幼いころから、燕丸にあこがれていた宗行はなんとしても敵の手から燕丸を守るため
山奥深くへ入り込んだのだが、夜にもかかわらず追手がかかる。

龍の秘薬
病の帝のため、一人の士(さむらい)が秘薬「龍の血」を求めて龍神の館へやってくる。
土産はないのかという龍神に士は、たくさんの仲間とともに荷物をもってここへ
向かってきたのだが、たどり着いたのは自分一人だとつたえる。
それならば、褒美はお主かと龍神に抱きかかえられてしまう。

さて、どの作品も、いろんな想いがこめられた素敵なおはなしでして
どれにも甲乙つけがたい。
碧き風の詩燕丸は相手を思うあまり、悲しい結末になってしまってますが
見方を変えれば、ずっと共にいることを選んだのだから、幸せなのか・・・とか
海底まで龍の秘薬はちょっとアダルトなシーンもあって
かなりあちき好みであります(^m^)
どちらも、褒美とか命の恩人だなんて理由をつけて事に及ぶとは・・・プププ(≧m≦)
まあ、許しちゃう士やナギもどうかと思うけど、ナギは一応「贄」だからって、言い訳しちゃってるし。
最後に、きつねうどんは京ことばで綴られていて、ほんわかしている。
めっさ可愛いうどん屋さんをみていたら、琥狗さんの「あやかしシリーズ」が読みたくなってしまったよ。
携帯の電子版しかもってないから、ポチッとしちゃいそうだ。

そして!最後には琥狗さんの作品で楽しみにしている
それぞれのお話のちみっこたちも登場します。
サーフィンをしてみたり、妄想してみたり、ほんわかしてみたり
とってもかえらしい(可愛らしい)皆様でありました。

そういえば、この作品先月末に発売になったばかりですが
もう重版がかかったそうです。
たぶん、書店で見かけたときこれが「BL」だとは気付きにくいかも。
(・・・って、BLコーナーにあったら気づくか(-_-;))
琥狗さんのお話はあまりBL色が強くないと思っているあちき。
なので、初心者さまや、からみは苦手って方にはおすすめであります。
(からみシーンがないわけではありませんので、あしからず・・・)
ファンタジーな一冊をぜひ読んでみてくださいね。


追記6月9日
すんません・・・ちょこっと訂正が。
きつねうどんのところで
琥狗さんの以前の作品を「あやかしシリーズ」と記載しましたが
「あやしの君・・・シリーズ」でした。
大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m
  


Posted by ちんぷい at 16:46Comments(0)コミックス琥狗 ハヤテ