2012年07月23日
BL社長VS腐女子編集
今回はちょっと違う趣向で。
天城れのさんの『BL社長VS腐女子編集』

BL専門出版社の社長になった山田卓也。
社長に就任して一年が経ち、少しは腐女子編集者とも
距離が縮まったかと思いきや、色々なことが起こるのであります。
新たに大手出版社がBL雑誌を創刊するにあたり
各雑誌社からBL編集者や作家の引き抜きの話があったり
超難関大学を優秀な成績で卒業したにもかかわらす
大好きなBL出版社に入社すべく、大手を蹴ってやってきた
大型新人の大失態と編集者としての心構えを学んでいくお話だったり
そして、腐女子編集者の合コンの結末だったり・・・。
大型新人のお話を読んでいて、ふと・・・自分の社会人としての
姿勢っていうのを考えさせられた。
果たして自分って、会社の外で恐ろしい話をしていないだろうかと。
思い当たるふしは様々あるけれど、今のところは大丈夫・・・だと思う。
まあ、そんな重要な仕事はしていないけど
ものづくりをする会社というのは、たとえ新入社員でも
気をつけなくちゃいかんのですしね。
それと、以前、テレビのクイズ番組で漫画雑誌には
必ずアンケートのはがきがついているのは何故かという
問題が出たことがありました。その答えは、
『本当に漫画好きな人からの意見だから』というものでした。
アンケートはがきには切手を貼らなくてはいけません。
それに雑誌から切り取り、書く手間だってありますよね。
そこまでしてでも、意見だったり感想を書くというのは
コアなファンってことなんでしょうね。
デジタルが溢れている世の中に、アナログなはがきを
今でも採用しているのは、そういう理由だったのだと納得。
このお話の中にも、二度ほどアンケートはがきが登場します。
そのはがきによって、今後どういった作品をつくっていくのか、
また、作家さんたちはそのはがきに励まされているとか。
毎月雑誌を購入しているけれど、はがきを出したのって
ほんの数回だな・・・。
楽しく読んではいても、はい、それまで。・・・では、いかんのですね。
きちんと感想を送ろうと、思いました。
前回に引き続き、様々な苦労や思いがあって漫画雑誌や単行本が
出来上がっていくのかが手に取るようにわかり、
改めて、雑誌やコミックを大切にしなくちゃいけないって思いました。
・・・とはいえ雑誌はね、場所をとるんだよね(-_-;)・・
天城れのさんの『BL社長VS腐女子編集』

BL専門出版社の社長になった山田卓也。
社長に就任して一年が経ち、少しは腐女子編集者とも
距離が縮まったかと思いきや、色々なことが起こるのであります。
新たに大手出版社がBL雑誌を創刊するにあたり
各雑誌社からBL編集者や作家の引き抜きの話があったり
超難関大学を優秀な成績で卒業したにもかかわらす
大好きなBL出版社に入社すべく、大手を蹴ってやってきた
大型新人の大失態と編集者としての心構えを学んでいくお話だったり
そして、腐女子編集者の合コンの結末だったり・・・。
大型新人のお話を読んでいて、ふと・・・自分の社会人としての
姿勢っていうのを考えさせられた。
果たして自分って、会社の外で恐ろしい話をしていないだろうかと。
思い当たるふしは様々あるけれど、今のところは大丈夫・・・だと思う。
まあ、そんな重要な仕事はしていないけど
ものづくりをする会社というのは、たとえ新入社員でも
気をつけなくちゃいかんのですしね。
それと、以前、テレビのクイズ番組で漫画雑誌には
必ずアンケートのはがきがついているのは何故かという
問題が出たことがありました。その答えは、
『本当に漫画好きな人からの意見だから』というものでした。
アンケートはがきには切手を貼らなくてはいけません。
それに雑誌から切り取り、書く手間だってありますよね。
そこまでしてでも、意見だったり感想を書くというのは
コアなファンってことなんでしょうね。
デジタルが溢れている世の中に、アナログなはがきを
今でも採用しているのは、そういう理由だったのだと納得。
このお話の中にも、二度ほどアンケートはがきが登場します。
そのはがきによって、今後どういった作品をつくっていくのか、
また、作家さんたちはそのはがきに励まされているとか。
毎月雑誌を購入しているけれど、はがきを出したのって
ほんの数回だな・・・。
楽しく読んではいても、はい、それまで。・・・では、いかんのですね。
きちんと感想を送ろうと、思いました。
前回に引き続き、様々な苦労や思いがあって漫画雑誌や単行本が
出来上がっていくのかが手に取るようにわかり、
改めて、雑誌やコミックを大切にしなくちゃいけないって思いました。
・・・とはいえ雑誌はね、場所をとるんだよね(-_-;)・・
2012年07月23日
恋愛紙上主義!
今回は、天城れのさんで『恋愛紙上主義!』です。

村瀬満(むらせみつる)は友人と訪れた高校の文化祭で
怖い女子生徒に漫画研究会の部誌を無理やり買わされてしまった。
ところが、そこに掲載されていた「青山美由」の描いた
少女漫画に心を奪われ、満はその学校に入学することに。
4月になり、ひょんなことから女性だと思っていた青山美由は
「あおやまみよし」という名の男子生徒で漫画研究会の部長と判明。
男子部員が一人だという理由から満は無理矢理、部員にさせられてしまう。
満自身も以前少女漫画を描いていたことがあったのだが
クラスの女生徒にからかわれたことがトラウマになり描くのをやめていた。
だが、青山の言葉に勇気付けられ再びペンを握る。
そのことがきっかけで、青山と満は二人でBL漫画を描き
雑誌に投稿することになる。
さて。この作品はちょっと前のものなのですが、あちきは携帯で
ダウンロードして読みました。
満のことは好きだけど、本物の恋愛なんてしたことがない美由の葛藤と
奥手だけれど、自分の相手は美由だけだと心に固く誓う満が
可愛かったな~。
この他に・・・
見た目が怖くて誰も近づけない菊池くんを
学校一モテる園山くんが利用しようとする『キチクな菊池くん』や
学校の文化祭で女装コスプレ喫茶をすることになった
『漢喫茶(おとこカフェ)へようこそ』など短編が収録されてます。

村瀬満(むらせみつる)は友人と訪れた高校の文化祭で
怖い女子生徒に漫画研究会の部誌を無理やり買わされてしまった。
ところが、そこに掲載されていた「青山美由」の描いた
少女漫画に心を奪われ、満はその学校に入学することに。
4月になり、ひょんなことから女性だと思っていた青山美由は
「あおやまみよし」という名の男子生徒で漫画研究会の部長と判明。
男子部員が一人だという理由から満は無理矢理、部員にさせられてしまう。
満自身も以前少女漫画を描いていたことがあったのだが
クラスの女生徒にからかわれたことがトラウマになり描くのをやめていた。
だが、青山の言葉に勇気付けられ再びペンを握る。
そのことがきっかけで、青山と満は二人でBL漫画を描き
雑誌に投稿することになる。
さて。この作品はちょっと前のものなのですが、あちきは携帯で
ダウンロードして読みました。
満のことは好きだけど、本物の恋愛なんてしたことがない美由の葛藤と
奥手だけれど、自分の相手は美由だけだと心に固く誓う満が
可愛かったな~。
この他に・・・
見た目が怖くて誰も近づけない菊池くんを
学校一モテる園山くんが利用しようとする『キチクな菊池くん』や
学校の文化祭で女装コスプレ喫茶をすることになった
『漢喫茶(おとこカフェ)へようこそ』など短編が収録されてます。
2012年07月10日
上司のくせに生意気だ
今回は天城れのさんの『上司のくせに生意気だ』です。

桃穴市役所、広聴広報課に新しくやってきた山田一郎(上)は、
以前、SEの仕事をしていたため、度素人な広報課の課長が作った
市のHPを素敵なものに作り変えた。
そこへHPを作った本人、鳴沢正高(なるさわまさたか)(下)が
出張から戻り、騒いでいた部下を一喝。
鳴沢は部下に対してパワハラやセクハラをするのが日常で
特に新人はそれに耐えられず、何人もが辞めて行った経緯があった。
新人、山田もかなりのパワハラを受けるのだが
一向に気にすることもなく、むしろ好意的に思っていた。
ある日、桃穴市のマスコットキャラクター『ももあ~な』の
宣伝を鳴沢と山田が請け負うことに。
不本意な仕事である着ぐるみを着せられ、怒り心頭の鳴沢に向かって
山田はもう我慢できないと、鳴沢の後ろから抱きつき虐め始める。
さて・・・
『ももあ~な』(表紙絵のピンクの物体)の
着ぐるみを鳴沢ぴったりに作る山田。
・・・いつの間に、サイズ測ったんだろう・・・
なんて、思っちゃイカンのだよな。
後半になってくると、爽やかイケメンだった山田くんが
気持ちをわかってくれない鳴沢に迫りまくり
女子職員がドン引きするほどの変態ぶりを発揮するところが
れのさんぽくて好きです。
さてさて。
れのさんの作品はほとんどを携帯にダウンロードしていたため
本格的なBLコミックを買ったのが今回初めて。
コミックの裏表紙に今まで発売されているコミックが
ずらっと並んでいるのですが
・・・ほとんどダウンロードしてました
これからは、それらの作品も
アップしていこうと思います。

桃穴市役所、広聴広報課に新しくやってきた山田一郎(上)は、
以前、SEの仕事をしていたため、度素人な広報課の課長が作った
市のHPを素敵なものに作り変えた。
そこへHPを作った本人、鳴沢正高(なるさわまさたか)(下)が
出張から戻り、騒いでいた部下を一喝。
鳴沢は部下に対してパワハラやセクハラをするのが日常で
特に新人はそれに耐えられず、何人もが辞めて行った経緯があった。
新人、山田もかなりのパワハラを受けるのだが
一向に気にすることもなく、むしろ好意的に思っていた。
ある日、桃穴市のマスコットキャラクター『ももあ~な』の
宣伝を鳴沢と山田が請け負うことに。
不本意な仕事である着ぐるみを着せられ、怒り心頭の鳴沢に向かって
山田はもう我慢できないと、鳴沢の後ろから抱きつき虐め始める。
さて・・・
『ももあ~な』(表紙絵のピンクの物体)の
着ぐるみを鳴沢ぴったりに作る山田。
・・・いつの間に、サイズ測ったんだろう・・・
なんて、思っちゃイカンのだよな。
後半になってくると、爽やかイケメンだった山田くんが
気持ちをわかってくれない鳴沢に迫りまくり
女子職員がドン引きするほどの変態ぶりを発揮するところが
れのさんぽくて好きです。
さてさて。
れのさんの作品はほとんどを携帯にダウンロードしていたため
本格的なBLコミックを買ったのが今回初めて。
コミックの裏表紙に今まで発売されているコミックが
ずらっと並んでいるのですが
・・・ほとんどダウンロードしてました

これからは、それらの作品も
アップしていこうと思います。
2011年09月28日
BL社長
『BL社長』
山田卓也はあと2年で定年。
普通の会社の部長。
これといった趣味も無く
リタイア後の日々の生活を思うと
憂鬱な気分になる・・・
・・・と思っていた矢先
会長に呼ばれ
グループ会社『アマゾネス出版』の社長に抜擢される。
『アマゾネス出版』はBLのマンガ雑誌を扱っていて
読者も社員も女性が中心。
それでも、会長から
「金儲けではなく人を育てる人間になれ。」
との言葉に、
子供の頃から大好きだったマンガの制作に
携われると喜び、張り切る山田。
ところが・・・
初出社の朝。9時になっても誰ひとりやってこない
不安になって待っているのだが・・・
このあと、彼にはとてつもない試練が待っているのです。
以前、雑誌を読んでいた時にピックアップされていて
気になっていました。
BLに限らず、マンガがどのようにして出来るのかが
垣間見えておもしろかった。
編集部のみんなから、邪険にされながらも
がんばる山田社長の涙ぐましい努力が
あちきは大好きです。
山田卓也はあと2年で定年。
普通の会社の部長。
これといった趣味も無く
リタイア後の日々の生活を思うと
憂鬱な気分になる・・・
・・・と思っていた矢先
会長に呼ばれ
グループ会社『アマゾネス出版』の社長に抜擢される。
『アマゾネス出版』はBLのマンガ雑誌を扱っていて
読者も社員も女性が中心。
それでも、会長から
「金儲けではなく人を育てる人間になれ。」
との言葉に、
子供の頃から大好きだったマンガの制作に
携われると喜び、張り切る山田。
ところが・・・
初出社の朝。9時になっても誰ひとりやってこない
不安になって待っているのだが・・・
このあと、彼にはとてつもない試練が待っているのです。
以前、雑誌を読んでいた時にピックアップされていて
気になっていました。
BLに限らず、マンガがどのようにして出来るのかが
垣間見えておもしろかった。
編集部のみんなから、邪険にされながらも
がんばる山田社長の涙ぐましい努力が
あちきは大好きです。